はぶらしやの天然毛の歯ブラシについての考え方
 
歯ブラシは、明治以降西洋文化の導入とともに日本に入ってまいりました。当初は、柄が竹、鯨の鬚、牛の角などを使用し毛は牛や馬のものが使われていたようです。戦後も昭和20年代後半ぐらいになると大量生産を目的として生産の機械化、材料の研究や開発により樹脂やナイロンを主とした化学合成の材料が主流になってまいりました。

以降これらの材料も加工も改善が重ねられ今ではほとんどの歯ブラシが合成材料のものになってまいりました。実際のところ現在、歯科大学、歯科衛生士短期大學、専門学校などの歯科学教育機関においても歯科医や歯科衛生士の卵たちへの天然の毛の歯ブラシを推奨する教育はおこなわれていないと思います。
ほとんどの歯科医院でも天然毛の歯ブラシは止めた方が良いとご説明があると思います。

それではなぜ天然毛の歯ブラシは良くないのでしょうか。一般的にはやはり毛の不均一性や毛の種類によっては、こしの無さそれと衛生上の問題が理由とされているようです。
衛生上の問題については、畜産の業界もこの問題に対して厳密になってきていますし、生産段階においても衛生的に処理されていますのでさほど心配はないと考えられます。

はぶらしやとしても総合的に検討すると今現在日本において天然毛の歯ブラシを使用するメリットというのはさほど多くは無いと考えております。しかし天然毛にメリットが本当にないかというとそうではありません。
最近、天然毛の自然な自己磨耗性というものが注目され始めています。ナイロンの歯ブラシの場合使用していると毛先が開いてきて3週間ほどで寿命になります。強く当てると歯も削れていきます。

これに対して天然毛の場合はブラシの毛が削れていき毛先も広がりにくく、何よりも良いことには歯より先にブラシの毛が削れていくようです。このように自然毛ブラシの特色が見直されてきているのも事実です。

一番注意が必要なのは、磨耗し削れた微小な動物性たんぱくが歯周ポケット内に入ったときの問題です。このような時の生体の過敏反応(アレルギー)の発現等も否定は出来ませんのでアレルギー体質の方は注意が必要です。

参考までに現在の歯科学問的裏づけのある歯ブラシの方法は、ほとんどが基本的にナイロンの歯ブラシを前提として考えられたものです。そのため歯が削れてしまうことにかなり注意がおかれています。この点天然毛の場合は、若干強めに磨いても安全性は高いと思われますので、どうも力が入りすぎてしまうという方には向いているかもしれません。
 
 
 
馬毛歯ブラシ 豚毛歯ブラシ 天然毛歯ブラシ